
nogami farmの野菜たちが他の畑の野菜たちと大きく違っていると感じたのは
その野菜たちが「相対性の価値観で育てられているのではなく、絶対的な存在として愛されている」からだと思う。
無農薬オーガニック栽培ということは 人にも虫にも環境にも優しい。
人の食物を作るためなら、環境が多少犠牲になろうとも...とはならず
環境(土の力が豊かであれば)その風土で育つ食物も力を蓄えられる。
野上さんは 土の力、それらをしっかり吸収しようとする野菜の力を信じて、根気強く育てていた。
人の体が食べ物で作られているとすると、私たちはどんな「力」のある食物を食べているだろう?
腸内環境が人体の免疫力に大きく影響を与えるということは、昨今 よく耳にする話だけど
腸内環境を良い状態に保つ、育てるという視点で見ても 野菜の力はとても頼れる存在だと思う。
今回の「カルパタルの花」は 『 サラダ 』 という野菜が主役のお料理がテーマ。
味わいも歯触りも様々な野菜たちが ボウルの中でmixingされ 一つのチームになる。
個人戦では成しえなかったチームプレーは より豊かな世界観を私たちに魅せてくれる。
野上さんが「ワクワク」しながら作っている野菜たちは まだ私たちが知らない新しい物語を紡ぎだす生き物だろう。
そんな 新しい物語に思いを馳せて。
エディブルフラワーのビオラを散らして